あなたのお店でも起きてますよ!
先週、実際に合った相談です。
あなたのメニュー作りの参考にしてみてください。
店舗形態
ウイスキーのハイボール専門のスタンディングバー
経緯
以前、メーカーさんに作ってもらったマトリクス型のメニューを新しくしたい。
それを見て、お客さんが頼むようなことは少ないので新しくしたい。
その後、こんな感じでどうでしょう、何か他に入れた入れた方がよい項目、文言
あればアドバイスお願いします。
内容は次のような文章でした・・・ジョニーウォーカーの専門店なので
ダブルブラック
「名前の通りブラックラベルの特徴を受け継ぎながらより力強くしたラベルです。」
グリーンラベル
「口当たり、香り共にバランスが良くどのような飲み方でも楽しんで頂けるラベルです。」
んんんん。。。。。
バーテンダーの蘊蓄押えながら書いた方ですね。
優等生のコメントです。ですが
これで本当に一初めていらしたお客さんが
「これ、呑みたい」ってなるでしょうか?
・・・・・・
たぶん難しいです。
詳しく解説して行きますね。
ここから返信内容になります。
【解説】ここを理解してないと危険
①このウイスキーは◇◇の特徴があって
こういうウイスキーです。
②なのでこんな人にピッタリです。
なのでこんな人に飲んでもらいたいです。
①は専門家【バーテンダー】が話す内容そのウイスキーの
特徴や蘊蓄、情報
②はこんな人、【見込み客】の事
①の話をウイスキーに全く興味がない20の女子大生に
話して「飲んでみたい!」ってなりますか?
少しはいるかもだけど。
ウイスキーの専門知識なんてどうでもいい。
②の部分は私という、おしゃれで、トレンドにも敏感な素敵女子にピッタリの
お酒頂戴!
人はその分野の専門知識には興味がない、
唯一興味があるのは、世界中、紀元前から「自分」のみです。
②は「私みたいな人が好んで飲むのか・・:」
憧れ、同じ属性の人間、→だから飲んでみよう!ってなる。
テクニック
→①は言わない①は聞いても理解できない。
→②を言う「こんな人にピッタリ」
→それなら自分の事はよく知っているので
→理解が出来る。
「しゅっとした、清楚系女子が好んで飲みます。」なら・・
「なぜ?」と言う疑問がでて聞かれたときにはじめて
このウイスキーはこういう特徴でこんなフレーバーで・・・
○○だからなんです。
蘊蓄、情報をかたるのはこの時です。
その接客自分目線になってませんか?
カウンターの中で接客の時にはお客様が、何を望んでいるかを
察することが出来るのに
こういうときには自分目線になって言葉を選ぶ。
情報を羅列する、専門知識をひけらかしたい
完全なエゴです。
求められて初めての知識。
まあ、専門的な話を楽しみにしているお客様もいるので
そのあたりは臨機応変に。
あなたは、MEメッセージになっていませんか?
どんな時でも「YOU」メッセージを意識して下い。
どんなビジネスでも全て一緒ですから。
あんたのメニュー誰のためのものですか?
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